女性にモテる男が必ず使う魔法の言葉をご存知ですか?職場でもプライベートでも。
【たった一言】のこの言葉を使えるようになる事が「モテ」への第一歩だ。
この『3分記事』を読むだけで、あなたは女性をより深く知る事ができる。
こんにちは、ハスキーです。
結論を話すと、女性にモテる魔法の言葉は「そうだね」だ。
『あー良く言われる事だね。知ってるよ、ばいばい。』
― ちょっと待って欲しい。あなたは、この言葉の真意を理解していない。だからモテないのだ。
『とにかく「そうだね」って言っとけば良いよ。女性は共感されたいからね。おしまい』 といった、クソツマラナイ記事にするつもりはない。
この記事は、なぜ「そうだね」が深く女性に”突き刺さる言葉”なのか、そのあたりを考察する記事である。
そして、モテないあなたの”女性観”をひっくり返してみせる。
目次(クリックで飛びます)
女性にとって「共感」が重要である理由
どうして「そうだね」と言う男が女性にモテるのか?
それは、女性が求めているものが”共感”だからである。
では、なぜ「女性への共感」が、重要なのか?
それは、女性にとって、共感される事は「生」、共感されない事は「死」を意味したからである。
「本能」は原始時代のまんま
女性にとっての共感を考察する上で、男女の役割といったものを理解する必要がある。現代でなく、マンモスを追っていた太古の時代の役割である。
どうしてか?
人類が最も長く過ごしたのは、昭和の時代でも、平成の時代でも、青銅器で戦争をしていた時代でもなく、「狩りをしていた時代」だからである。
逆に言えば、狩りをしていた時代に多く子孫を残せた人類の末裔が、現代に生きていると考える事ができる。
当然の事であるが、猛獣にやられマンモスを追っていた「狩人達」の遺伝子が我々の中に色濃く残っているという事だ。その当時、交配に有利だった…つまり「すぐに死なないで適齢期まで生き延びる事ができた」人達の持つ本能が、未だに我々を支配している。
どんなにカッコつけてスマホをいじっていたって、この事実からは逃れられない。我々は腹が減ったら空腹を感じる。活動したら眠くなる。成長したら性欲が生じる。狩人達と同じである。
女性にとって共感は「死活問題」であった
「マンモスを追っていた時代」だと長いので、この記事では分かりやすく書きやすいウホウホ時代と言い換える事にする。
女性は「共感」によってウホウホ時代を生き延び、子孫を残してきた。
ウホウホ時代における男性の役割は、食べ物を家族や仲間、本人の為に取ってくる事である。
生き延びる上で、男性は頑丈な肉体とチームワーク、リーダーシップというものを持つ事が有利であり、多くの子孫を残したと想像できる。
対して、ウホウホ時代における女性の役割は、男性が狩りに出ている間、住み家を守る事である。
女性だらけの住み家では、言うまでもなくコミュニケーションが重要であると想像できる。
男性が取ってきた食べ物を分配する際、コミュニケーションが上手であった女性とその子供は、より多くの食べ物を得る事ができたと思う。
コミュニケーションが苦手で仲間外れになってしまった女性が食べ物を分けて貰えないという状況は、容易に想像付くので、その逆に、皆に人気の女性は”有利だった”という訳だ。
まとめると、仲間外れ⇒「死」という図式は、ウホウホ時代の女性にとって当たり前の事だった。コミュニケーション能力が死活問題であったという事だ。
では、ウホウホ時代の女性が仲間外れにされない上で重要だったコミュニケーション能力とは?
「共感」である。
ウホウホ時代の「共感力」は「子孫を残す力」
ウホウホ時代において「こんなケガしちゃったウホ!痛いウホ!」と訴える女性が居たとしよう。
それに対して、女性Aと女性Bがリアクションする。
「大した事ないウホ。知らないウホ。」という女性A。
「うわー!なんてこったウホ!痛そうウホ!大丈夫ウホ…?」という女性B。
どちらの方が怪我をした女性と仲良くなるか?ひいては女性の間で人気になるか? 現代の我々であっても答えはバラけないだろう。より共感力の高い女性Bである。
ウホウホ時代において、女性Aのような共感力の低い女性と、女性Bのような共感力の高い女性を比べたら、恐らく、女性Bの方が長く生き延びる事ができた「人数」が多い。長く生き延びれば交配のチャンスも多い。
結果として、交配できた「人数」が多くなるのは、共感力の高い女性Bであると推測できる。
親の特徴は子孫へと引き継がれる。
「共感する重要性」「共感される事の嬉しさ」は世代を経る毎に遺伝子へ濃く深く刻まれる事になる。
共感する・される⇒仲間が出来る⇒死の回避⇒子孫を残せる という図式による。
現代の女性にも当然、共感力は刻まれている
現代の女性においても「共感」は、男性が想像する以上に重要なウェイトを占める。
女性は遺伝子の指令に従い、本能に従い、無意識により多くの女性と共感力により輪を広め”たくなる”。
ウホウホ時代の長さが根拠である。文明が出来た後の事など、ウホウホ時代の歴史に比べれば一瞬である。そんな一瞬の事で、我々の遺伝子の特徴がウホウホ時代から変わると考える方が、夢見がちというものである。
「共感するとモテる」例
話を現代に戻し、「私はこれが良いと思う」と主張する女性がいたとしよう。
それに対して、男性Aと男性Bがリアクションを返す。
「いや、こっちじゃない?こっちの方が□□ちゃんの為になるよ」という男性A
「そうだね。それが良いと思ったのはこういうことだからじゃない?それならこっちの方が□□ちゃんの為になるよ」という男性B
男性Aも男性Bもやりたい事と親切心は同じである。女性に対して、より良い方法と思われる「こっち案」を提案して、女性のそっち案から修正してあげたいという純粋な気持ちからの発言である。
彼女が「より得をするように」という願いは変わらない。
しかし、どちらの方が女性にモテるか? というところに差が出る。モテるのは男性Bである。
モテない男性Aとモテる男性Bの発言の質の違いは、言うまでもなく「共感している」事である。
女性は「ワガママ」ではない
『なんでもかんでも、その「共感ってやつ」で頷いて、言うこと聞けってか、甘やかせってか。ハッ、ヘドが出る』という感想も「ごもっとも」である。
利益を求めるコミュニケーションにおいて、議論に不要な要素は論点をぼかし、煩わしく感じられる場合が多いからである。
ただし、煩わしいという感想が出るという事は、<あなたはまだ女性と男性の違いを理解し切れていない>のだ。最重要なのはここからである。
何も「従う」必要はないのである。
「私はこれが良いと思う」と言う女性の心の中は、感情を否定される不安でいっぱいなのである。
感情を否定される事は遺伝子のエマージェンシーである。
ウホウホ時代に遺伝子へ刻まれた、感情の否定=死の図式である。
女性は、頭では「否定されたところで死なない」と当然理解している。しかし、女性の本能が許さない。本能が心を握り潰しながら激しく震えさせるのだ。不安に思うのは彼女たちのせいではない。仕方がないのだ。
ところで、こう考えると、女性に対する日常のなぜ?に説明がつく事が多いと気付くだろう。
なぜ、女性はお喋りが好きなんだろう?
なぜ、女性は本心では嫌っていても仲良く見せるのだろう?
なぜ、女性は流行モノが好きなんだろう?
なぜ、女性はコミュニケーションが上手なんだろう?
理由は言わずもがな、「共感力」が彼女たちの長い歴史の果てに蓄積されているからだ。
女性の提案の話に戻す。
「私はこれが良いと思う」という言葉には(だって私はこう感じてる)という感情が不安と共に乗っかっている。
モテる為に男性がすべき事は、「これが良いと思う」という案に対してではなく、(だってこう感じてる)という気持ちに対して『そうだね』と歩み寄る事である。
『女性は否定されるとすぐ機嫌が悪くなる』と女性心理を侮辱する男性が、実に、実に多い。
違うのだ。
女性心理を履き違えている男性にとっては”意外な新事実”かも知れないが、女性だって自分の案が否定されても構わないと思っているのだ。あわよくば更に良い案でもっと向上したいと思っている。
当然だ。彼女たちも知性を持った人間だからだ。全てのワガママが通るなんて幼稚な頭で生きている訳ではない。(全てのワガママが通ると思っている男性も女性も実在すると補足しておく。この記事の心理の話でなく、彼らが単純に幼稚なだけだ)
「そうだね」以外は”何だって良い”
女性のあらゆる言葉には、チープ故にキュートな感情が、まるで両面印刷のように、覗けばハッキリと託されている。
あなたが彼女の言う事を否定したいとする。忙しかったり、面倒だったり、嫌だったりするから否定したいとする。何と言うべきか?
「今度の休日、ディズニーランドに行きたい」
(あなたと一緒に居る事が嬉しいという感情、あなたと楽しむ事が嬉しいという感情)
「タバコを止めて欲しい」
(わたしはタバコが嫌いという感情、タバコがみっともないという感情)
「洗い物とか風呂掃除をして欲しい」
(洗い物・風呂掃除が面倒という感情)
「職場の愚痴を聞いて欲しい」
(疲れたという感情、困っているという感情)
「ゲームばっかりやってないでよ」
(頼りないなという感情、私に注目して欲しいという感情)
答えは「そうだね」である。カギカッコで示した「実際の提案」に対してでなく、カッコで示した(感情)に対して「そうだね」と言うべきだ。
(あなたは□□が嫌だと感じているね)という意味で「そうだね」と言うのである。
そして、「そうだね」と女性に言った後に続く言葉は、”何だって良い”。「そうだね」は提案を実行する約束じゃないという事だ。
『そうだね。□□して欲しいね。大変だもんね(^_^)』で、良いのだ。
実際にやったり止めたりするかどうかは、それでも食い下がられたり、話し合いを持ちかけられたりしたら、彼女の深刻度を見極めて考えれば良い。
”口先ばっかのヤサ男”は「本能の震え」を知っている
『そんなに口ばっかりだと、信用されなくなるんじゃないか?』という不安もあるだろうと思う。
しかし、経験則であるが、女性の提案は、本当にそうして欲しいというより、「あなたが□□をしている/していないってことは、自分の気持ちが理解されていないんじゃない?」という不安から出てくる事が多い。
そして何より、理解し難いかも知れないが、嘘を言っていないのだ。女性の本能の震えを理解している”ヤサ男”は、彼女の感情に対して「そうだね」と言っている。言われた側も「あ、安心させる為に言っている」と理解している。本人達でなく”無粋な”部外者から「言葉の表面では嘘を付いているように見える」だけだ。
『口先ばっかりの奴がモテる』というのは、間違っている。
彼らの口先は、女性の「感情に対して」クリティカルに、そして誠実に言葉を発しているのだ。彼らは約束している訳じゃないし、女性も真に約束を望んでいる訳ではない。女性が望んでいるのは「共感」である。
本心から「そうだね」と言える奴は、モテる
『共感する共感するって、何でも頷くなんて不誠実な気がするし、対等じゃない気がする』というのも、間違いである。
女性は本当に不安なのだ。怯えている。彼女たち自身のせいじゃなく、彼女たちの本能のせいで。
彼女たちの中で震えている本能に対して、かわいそうと思う。慈しむ。
(女性が人間として当然持っている理性に対してではなくて。理性に対して公平に扱わないのは失礼である)
彼女たちの中で怯えている本能に対して、まずは「そうだね」と言ってあげる。
決して甘やかしではない。震えている彼女の心をそっと包んであげる。真の優しさとは怯えている者に手を差し伸べる事である。
これが出来るようになると、あなたは間違いなくモテる。
周りの男が”へたっぴ”なおかげで、女性はあなたに対して特別な感情を抱くだろう。
女性の本能は、あなたに対しては、震えないからである。
「そうだね」は惚れさせる重要な要素
『そうだね』と聞いて女性は、”あなたなら”本能が感じる恐怖から開放される。
更に『そうだね』と聞いて女性の本能が「目の前の男性は、どうやらアンタに関心があるようだよ?」と女性自身に教える。女性はハッとする。
更に『そうだね』と聞いて女性の本能が「アンタ、この男性をパートナーにしても、どうやら急にポイされなそうだし、良いんじゃない?」と女性自身に紹介し始める。女性は気になりだす。
更に『そうだね』と聞いて女性の本能が「この男性は、こういうところがちょっとダメだけど、やっぱりアンタに関心があるんだよ。生きる為に必要な事は、何より共感される事だからね?」と女性自身を説得し始める。女性はドキドキし始める。
更に『そうだね』と聞いて女性の本能が「もう決めたから。生き延びる為にこの男性が必要だから…ウホ…おっと」と女性自身の決定権を奪う。女性は惚れている。
「そうだね」が ” 惚れさせる・惚れを長続きさせる ” 為の重要な要素であると説明している。
他にも重要な惚れさせ要素はあるが、別の機会にお話しようと思う。
共通する事は、この記事で述べたように「女性と男性の違い」から始まり「女性の本能が何を求めているか」を深く考える事である。
【まとめ】モテの第一歩としての「そうだね」
男性同士なら言葉の字面に責任を持つ事が求められる。それは常識というものだ。
しかし、女性に対して必ずしもそれが当てはまるか、考えてみた事があるだろうか?
女性と男性は異なる。否定しようのない事実である。(同じだと言うのなら、我々はなぜ女性・男性と区別できるのだろう?)
女性と男性に機能的な違いがあるのならば、良い悪いの意味でなく性質や能力に差が生まれるのも自然な事である。
女性と男性で得意な事・苦手な事が異なるのだから、心地の良いコミュニケーションに違いがあるというのも、あながち信憑性がありそうな説ではないか?
この記事で言いたい事は、『そうだね』という言葉を「約束」という意味でなく「女性の本能を安心させるという目的」でナチュラルに出せるようになる事が、モテの第一歩であるという主張である。
当然、「そうだね」と言いつつ、本当に女性の望みを叶えてあげたら、もっと喜ばれる。必ずしも必要でないのではというだけで。
女性から「あまりに多くムッとする事を言われ過ぎる」「それに対して”そうだね”と言うのが辛い」と感じるのなら、別の望みの女性を相手にすれば良い。
あなたはもうモテの真理に気付きつつあるから、”選ぶ立場”にも回れるのだ。
女性の本能にアプローチできれば、職場でもプライベートでも、女友達にも彼女・お嫁さんにも、モテる。
「そうだね」という言葉は、誰にでも使えて嬉しくさせちゃう、優しさと呼ばれる魔法なのだ。
― わたくし事で恐縮だが、わたくしハスキーが口説こうと思って女性と話し合う場をセッティングした際、しばらく話してから、ハッと気付いたように「…あれ? ハスキー君は昔から知ってる友達みたい!すごい!」と言われる事が多い。
実例として何かの参考になれば幸いである。
「ハスキーボイス」管理人ハスキー