【なるほどコラム】『散らかる部屋の片付け』にはインテリアをまず置いてみる

こんにちは、ハスキーです。

僕は、割りとインテリアが好きだ。

こだわりまくって、有名デザイナーの高い高い家具を買ったりといった程度ではないのだが。

「これはちょっとダサいな」というような雑貨は買わないようにしている。

低価格を売りにした「とりあえず機能はする」という商品は避けている。

(そのような商品は大抵、安価なプラスチックで出来ている)

わたくしハスキーは、デザインにも多少金が掛かった”中堅どころ”の商品から、とても時間を掛けて吟味する。

お気に入りのインテリアで部屋を飾る事には、格好付けるという以外に効果があるからだ。

生活の質を向上させる効果があるのだ。

嘘みたいな話だが、お気に入りのインテリアをぽんっと置くだけで、「自分の部屋が片付く」。

インテリアを置くと散らかった部屋が片付く仕組みを説明する。

お気に入りのインテリアを部屋に置いてみると、違和感があると思う。

インテリアを置いた一角はとてもファッショナブル。

しかし、全体を見回すと、”ごちゃっと”した部分がある。

せっかく時間とお金を掛けてインテリアを買ったのに、「これではもったいない」という感情が出て来る。

部屋のごちゃっとした部分が、インテリアの価値を下げているように感じられる。

こうなったらしめたもの。これが狙いである。

部屋の格好良く無い部分を隠したくなる。

部屋のダサイ部分を格好良くしたくなる。

その結果として、自然と部屋を綺麗にする”下地”が出来る。

部屋を片付けるというのは、とても面倒臭い。

片付いていた方が良いと思っていても、今のままで暮らせているので、まぁ良いか、となってしまう。

片付けをやろうとするには、とても強い決心と、まとまった時間が必要である。

お気に入りのインテリアを買うことで、このような「面倒くさいを跳ねのける」という気持ちの負担をスキップできるのだ。

だってもう時間とお金を掛けて”インテリアを買ってしまった”のだから。

「お金と時間を掛けたものが活かされないともったいない」と思うのは自然な事である。

「ここを片付けたら、もっと良くなるのに」「こんなに苦労して選んだのに、ダサイ部分があるなんて許せない」

片付けをしてみようという自然な気持ちが自分の中に沸き起こる。

片付いて、おしゃれなインテリアで格好良くなった自分の部屋を想像して、ウキウキすらしてくるのだ。

良いインテリアを探す為に掛けた時間とお金が大きい程、強い気持ちが現れる。

”面倒臭がり”とか”綺麗好き”とか、そういう性格によらず、自然と片付けをやってしまう。

インテリアを買うと、言わば「自動片付け」の仕組みが出来上がる。

面倒臭い気分無く、自然と部屋の片付けが出来るというのが、インテリアにこだわる効果である。

そもそもどうして「片付け」が必要か?

片付けの効果はストレスの軽減である。

人は、目に入ってくる物の数が多いと、頭に入ってくる情報が多くなる。

目の前にある「重要である物」「とりあえず考えなくて良い物」の選択に頭が使われて、無意識にストレスが溜まる。

本来、やりたいと思っていた作業…、例えば、掃除、料理、洗濯、運動、PC作業といった、ちょっと頭を使う事がスッキリ出来なくなる事がある。

仕事で疲れている時、ちょっとしたストレスがやる気を奪う原因になったりする。

面倒だし、まぁ良いか。

これが積もり積もると、何も出来ないまま時間だけが過ぎてしまう。

今日そうなら、明日だって多分そうなのだ。残念だけど。

だって、仕組みが変わってないから。環境が変わらない事には、行動を変える為に、”強い意志”とやらだけでは力不足だ。

部屋を片付けて、少しでもストレスを無くして、自分がやるべきと思っている、自分の為の作業をスムーズにこなせるようにする、というのがインテリアを買う効果である。

インテリアを買う。インテリアにちょっとこだわってみる。

お気に入りのインテリアを置いてみる事が、生活の質を向上する為のきっかけになると考えている。

お高いインテリアは、「自己満足」「気取っている」「もったいない」と批判されたりする。

違うのだ。

自分の生活を向上させる為の、その結果として自分を向上させる為の投資なのだ。

敬愛する自分の生活と自分自身にお金を掛けてあげないで、他にどんな”有意義な”お金の使い道があるというのだろう?

「ハスキーボイス」ブログ管理人ハスキー

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